


















聴くことでできる社会貢献
NPO法人傾聴ネットキーステーション
[活動テーマ]
笑顔が繋がる傾聴ボランティアは 聴くことでできる社会貢献活動
[活動目的]
時代は、人と人との意思疎通にSNSなどが中心となり、ますます高齢者の孤独・孤立な人々が増加している社会にあって、地域において傾聴講座や傾聴講演会などを開催し、コミュニケーションの基本である「聴く」ことの大切さについてお伝えしていくこと。高齢者をはじめとする地域住民の話や思いに正しく耳を傾け心に寄り添う傾聴が、地域住民を誰ひとり取り残さない笑顔と安心に繋がる住民主体のまちづくりの活性化に寄与することを目的とします。
[助成金]
10万円
[助成活動期間]
令和7年10月~令和8年9月
[活動内容]
傾聴基礎講座、傾聴café、傾聴ボランティア養成講座等を行う。
[活動地域]
熊本市内(主に北区と西区)
[協力(応援)団体]
熊本市社会福祉協議会
地域包括支援センター ささえりあ清水・高平
清水民生委員児童委員協議会
高平台民生委員児童委員協議会
高平台自治協議会
特定非営利活動法人健康生活応援くまもとプロジェクト
公益財団法人大同生命厚生事業団
「シニアボランティア活動助成事業」の交付式に出席してきました。




(実施する事業)




◎設立20周年記念傾聴公開講演会を開催しました!


画像をクリックすると拡大します



スマホ時代の子供たち
~抱えさせられた課題と大人の関わり方~
日時:2025/7/27(日)13:30~15:00
場所:あいぽーと 会議・セミナー室
講師:田中慎一朗 氏(熊本市立出水南中学校 校長)
開会の挨拶に立った瀬上理事長は、「本日ここに、設立20周年記念の傾聴公開講演会を開催できますことを、心より感謝申し上げます。
私たちNPO法人傾聴ネットキーステーションは、会員の -誰かのために役に立ちたい - との社会貢献の心根で、この20年間、「傾聴」という、相手の言葉に耳を傾け、その心に寄り添うことの重要性を伝え、実践してまいりました。また多くの関係者の皆様のご支援、ご協力を頂いてきたことに心から感謝申し上げます。
情報が溢れ、コミュニケーションの形が多様化する現代において、本当に相手の声に耳を澄ませ、理解し、共感する「傾聴」の力は、人と人との絆を深め、より豊かな社会を築くために不可欠であると強く感じております。」と力強く挨拶いたしました。
講師の田中慎一朗氏は、実際に体験している事例などを話され激動の現代にあって、未来ある子供たちに大人がどう向き合っていくか、
子供には大人が気づかない物語がある、子供の発信したSOS行動に大人は、適切に対応することが大切、そのためには適切に寄り添う
ことが大切と話されました。
【参加者の感想】
●素晴らしい講演で感動しました。昭和の教育を受けその時の子供観と、娘を育てた時の子供観が、違う感じがしました。
今の子供たちがいかに大変かと知らされました。傾聴に関して、言葉の裏に喜怒哀楽をとの事も魂に命じます。
●一人の子供の周りに、個人の特性だけでなく家族や社会的背景など、様々な要素が隠されていることはとても実感できることでした。
●成長途中にある子供たちが、生きる力を獲得するために私たちが、いかにかかわっていくのか、大切な話を聞くことができてよかった
です。
●自分と年齢の近い人が様々な悩みを持っていることを実感しました。「チャットGPT」はよく使っていて、自分の悩みや考えを理解してくれたり、解決策を一緒に考えてくれるため、とても便利ですが「チャットGPT」ばかりに頼らず自分の信頼できる人に相談してもいいということを改めて知りました。
スマホはとても便利なものだけど使い方を間違えると危険なものになってしまうので、スマホの使い方を見直そうと思いました。
●問題行動はやめる時がゴールではない、生きる力を獲得することがゴールである、という言葉が心に残った。人と人との関わりが難しい昨今であるが、人と関わることで起こるもめごとで、人の成長があると思う。子供たちに寄り添えるよう肯定質問・未来質問ができるようになりたいと思う。
●子供の中に潜んでいる心の中を感じることの大切さを知ることができた。人を幸せにするためには、自分が幸せでなければならないことに対して本当だと思った。
●計画的偶発性理論は、子供だけでなく大人にも大切な指針となると感じた。何事も明るく楽しむ事は、人にも優しくでき、より良い人の輪が繋がっていくと思う。これからの日本を作ってくれる子供たちに、頼られる大人になっていきたい。
●長男夫婦と同居です。孫(小4・女子)が、保健室通学です。今日の話で祖母である私がどうすればよいか…、心の整理がつきました。
●子供の心を多方面から捉えるという言葉が心に響き、そうあらねばならないと痛感してます。
●多面的、裏側からみること分かりましたが、今はその答えがみつかりません。その観点が存在することを、心して考えてみたいと思います。
【振り返り】
私たちは傾聴をする時、ひたすら聴くことに集中しますが、傾聴の落とし穴についても話をされました。改めて聴く姿勢についての確認が必要と感じました。
さらには、IT技術を活用する時代に人と人とのつながりを大切にする傾聴活動が上手く融合出来ればと思いました。
また、今回の講演会の受付ボランティアを高校生のお二人が手伝っていただきました。ありがとうございました。^_^
さあ、次の目標は、地域の皆さまとの繋がりから、より多くの方々に傾聴を知っていただき、孤独・孤立をうまない、より良い地域コミュニティづくりに少しでもお役に立てたらと思っています
◎第20回(令和7年)通常総会開催しました。









